お茶の水女子大学では、2024年度に共創工学部(人間環境工学科、文化情報工学科)(仮称)を新たに設置することを計画しています。

文化情報工学科は、人文系の関心を持つ学生が、データサイエンスの知識や技法を用いて、人間の社会や文化の問題を分析し、新たな文化や技術の創造をめざす学科です。すでに国内外で、デジタルデータやコンピュータを用いる「人文情報学Digital Humanities」という分野が登場していますが、それをさらに進めるものを構想しています。専門教育では、複数プログラム選択履修制度のもとで、文化情報工学主プログラム(50単位)を履修し、第二プログラムとして、文教育学部の副・学際プログラム(20単位)または文化情報工学強化プログラム(20単位)を履修することになります。

来年度から、当該学科の設置に先立ち、人文系の資料やデータを用いたデータサイエンスや人文情報学の授業を、在学生にむけて、順次開講していきます。

つきましては、学生のこの分野への関心を把握するため、文教育学部生(1-3年生)を対象にアンケートを実施します。